過食症になると何をどのくらい食べるのか
ほとんどの場合、それは一般的な食事量をかなり超える量となります。
たとえば、菓子パン・アイスクリーム・ケーキ・インスタント麺・菓子
・炭酸飲料など、通常の何倍もの量を一度に食べるのです。
もともと好きな食べ物だけを過食する人もあれば、日ごろ避けている
高カロリー食品をここぞとばかりに食べる人、ある特定の食べ物だけ
を過食するなど人によって内容はちがいます。
一般的には、炭水化物や脂肪・糖分が多く含まれるものが多くなります。
嘔吐しやすくするためジュースなどの水分を多くとることもあります。
どうせ吐いてしまうのだし太りたくないのであれば、コンニャクと水でも
飲んでいればいいんじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが
それではダメなのです。
満腹しているかどうかをきめるのは脳であって、コンニャクなどでお腹は
膨れても脳は「もう満足した」と認識しません。過食症は空腹だから沢山
食べているわけではありません。
実際は、食べる量がどのくらい多いか少ないかということよりも、毎日の
生活が「食べることにどれだけ振り回されているかどうか」ということが
ポイントになります。